
四柱推命とは?
占いにはいくつか種類があります。偶発性をもとに鑑定していくものを「朴術(ぼくじゅつ)」人の手や顔などの形をもとに鑑定していくものを「相術(そうじゅつ)」生年月日を元に鑑定していくものを「命術(めいじゅつ)」といいます。朴術でよく知られたものはタロット占い、命術では占星術がそれに当たります。四柱推命も「命術」になります。
四柱推命とは、太古の中国で生まれた「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」を応用し、日本で伝承した占いです。干支歴をもとに年、月、日の干支を算出して占っていきます。(生まれた時間がわからないという方も多いので、鳥海流では時間(時柱)は鑑定しません。)占いというとなんとなく怖い、実態のないもののように感じられますが、四柱推命は計算により割り出された命式表と、膨大なデータに基づいて意味づけを行っており「統計学」とも位置付けられています。統計学といえば「天気予報」もそれに当たります。雨が降る。とわかれば傘の準備ができます。それと同じように自分の良いところ・苦手なところ、運気の良し悪しを知っていれば対策を練ることができるのです。四柱推命はその精度の高さから「占いの帝王」と呼ばれています。自分のことは意外と自分ではわからなかったりします。是非、四柱推命を「じぶん予報」として実際の生活やお仕事にお役立ていただければと思います。

四柱推命で訪れる変化
★ 自分の得意なことや強み、本質がわかり自己肯定感が高まります。
★ 運気のサイクルがわかるので行動を起こすタイミングがつかみやすいです。
★ 自分と他者の理解ができるようになる。許せるようになります。
★ 悩みや嫌なことが全部ではないものの、相当数減っていきます。
★ 人生を楽に生きることができるようになります。
「うれしの四柱推命」でお渡しするもの
現在、鑑定受付中です。詳しくは「鑑定メニュー」のページをご確認ください。ご質問等も「お問合せフォーム」から承っております。お気軽にご相談ください。鑑定をお申し込みいただきますと下記のものをPDFもしくはプリントでお渡ししております。(ご希望の方には対面もしくはオンラインの60分セッションつき。直接質問等ができます。)
・推命パラメーター(ご自分の強みが一目でわかるグラフです) ・円推力(ご自分の思考の傾向がわかるグラフです) ・命式(ご自分の設計図のようなもの 下記に解説があります) ・ひとりひとりにカスタマイズした鑑定書(麻子による命式等の見解) ・健康運の見方について NEW! ・簡単な天干と通変星・十二運星の解説 |
私がこれらを文書にしてお渡しする理由は何かあった時、指針がほしい時などに読み返していただきたいからです。また、ご家族やご友人の方などの簡単な鑑定ができるよう星の解説書もつけています。(簡易命式表が出せるサイトがあります。鳥海流のものはこちら)是非、楽しみながらご活用ください。



命式の見方
お渡しする命式について、うれしの四柱推命で主に見ていく箇所をご説明します。

① 日柱の十干
十干とはその名の通り「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸(こうおつへいていぼきこうしんじんき)」の10種類があり、その人の本質を表すものになります。五行(木・火・土・金・水)と陰陽の組み合わせからなり、その性質は自然界のものに例えられています。(例えば太陽や海、山など)日柱・月柱・年柱にそれぞれ1つずつ計算により配置されます。日柱は生まれ持ったパーソナルな面を表し、その人の性質が最も顕著に現れる場所になります。うれしの四柱推命では日柱十干を主に見ていきます。必要に応じて月柱(仕事や生き方)年柱(親や上司・社交面)も見ていきます。
② 通変星・蔵干通変星 ③ 十二運星
車で例えると十二運星がエンジン、通変星・蔵干通変星がハンドルになります。その方の「生き方・あり方」の上に「性格・得意なこと」が乗っかっているような感じです。特に、月柱の蔵干通変星を「主星」日柱の蔵干通変星を「自星」といい、性格の中心部分となります。「主星」は仕事や社会面で現れる面「自星」はプライベートな面を表します。十二運星は特徴を人間の一生に例えて表しています。「病」「死」「墓」など一見驚いてしまうような名前の星もありますが、そのものの意味はありませんのでご安心ください。十二運星は動物占いの元にもなっています。
通変星の種類 | 十二運星の種類 |
比肩(ひけん・自立心の星) | 胎(たい・オオカミ) |
劫財(ごうざい・自立心の星) | 養(よう・コジカ) |
食神(しょくじん・遊び心の星) | 長生(ちょうせい・サル) |
傷官(しょうかん・遊び心の星) | 沐浴(もくよく・チーター) |
偏財(へんざい・人脈の星) | 冠帯(かんたい・黒ヒョウ) |
正財(せいざい・人脈の星) | 建禄(けんろく・ライオン) |
偏官(へんかん・行動力の星) | 帝旺(ていおう・トラ) |
正官(せいかん・行動力の星) | 衰(すい・タヌキ) |
偏印(へんいん・知性の星) | 病(びょう・コアラ) |
印綬(いんじゅ・知性の星) | 死(し・ゾウ) |
墓(ぼ・ヒツジ) | |
絶(ぜつ・ペガサス) |
④ 運勢エネルギー
15が基準となり、15前後の方はゼネラリストタイプ、10以下の方はアーティストタイプ、20以上の方は実業家タイプに分類されます。運勢エネルギーが低め(身弱)の方でも身強の星(冠帯・建禄・帝旺)や八相局(通変星・蔵干通変星に同じ性質の星が4つ以上ある)の方は身強と判断します。
⑤ 天中殺(運気について)
天中殺は四柱推命をよくご存知ない方でもよく知っている言葉だと思います。とにかく悪い・怖いものというイメージがありますが、運気のリズムがない宙ぶらりんの状態で、良いことも悪いことも合わせて、何が起きてもおかしくない不安定な時期という事になります。バイオリズムになりますので天中殺は12回に3回は必ず巡ってきます。ですが、同じように好調な時期も必ず巡ってくるのです。このサイクルを知ると、行動を起こすタイミングがつかみやすくなると言えるでしょう。
⑥ 大運
10年ごとの社会運を表します。初めの1行目は人によって年数が異なりますが、以降10年につき1行で複数行表示されています。1行につき、通変星と十二運星がひとつずつ載っていて、それを元にその10年がどのようなテーマなのかを読み解いていきます。大運の2行目にあたるのが「第二宿命」と呼ばれるものになります。一生を通した自分のテーマ、社会から求められている立ち位置(姿)を表しています。
⑦ 健康運
ご自分の五行バランスがどのようになっているかを表しているものです。五行のバランスを整えると体の調子も整うという観点から説明させていただきます。なお、こうだから病気になるとか、これを摂取すると病気にならない・治るとかの類のお話しではありません。西洋医学を否定するものでもありません。やっぱり予防が一番ですから食事・運動・休息などの生活習慣をどうするかはとっても大事だし「なんだかおかしいな?」と思ったらできるだけ早期に発見できるよう、放置しないで病院で受診することをおすすめいたします。
⑧ 守護神
私の周りではなぜか(?)大好評!!!の「守護神」です。ここに記載されている十干を日柱にお持ちの方は、あなたをお守りしてくれる守護神になります。気になる運気の時は周りに3人いると良いとも言われています。また、年・月・日の暦でこの十干が巡ってくるときもやはりご自分にとって守られる良い時期と言えます。相性で見た時に、お互いが守護神である場合「相互守護神」といい、とても良い相性になります。結構面白いです。